甲状腺機能低下症のセルフチェックと治療方法まとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

喉がちょっと変かも・・・それ、甲状腺機能低下症かもしれません。喉にある臓器で、あまり馴染みはありませんが、十数人に1人がかかっているといわれるほど、甲状腺のトラブルは多いものです。セルフチェックで対策を!

hypothyroidism.jpg

甲状腺機能低下症はどんな病気?

甲状腺とは、喉ぼとけ周辺にへばりつくようにある臓器で、体の新陳代謝を盛んにするホルモンを作る臓器です。この臓器の働きが低下する病気が、甲状腺機能低下症です。

男女比は1:10で、圧倒的に女性に多い病気です。年齢を問わず発症しますが、高齢になると発症しやすい傾向にあり、65歳以上の女性では、10%程度の人がその兆候があるといわれています。

年齢や原因によって呼び方が異なり、成人の場合は粘液水腫(ねんえきすいしゅ)、小児に見られる生まれつきの体質・遺伝によるものはクレチン病、免疫に問題がある場合は、橋本病と呼ばれます。

症状が全身にあらわれるため、他の病気と間違える場合もしばしばみられます。

気持ちがふさぎやすいということから、うつ病ではないか、皮膚のかさつきから更年期障害ではないかなど、見分けがつかない場合も少なくありません。

甲状腺機能低下症にみられる症状

  • 寒がる
  • 汗をかかない
  • 筋肉の痙攣
  • 体重増加
  • 顔がむくむ
  • 足がむくむ
  • 便秘がちになる
  • 皮膚が薄黄色でカサカサになる
  • 精神障害が伴う場合がある
  • 声がしわがれ、話し方はゆっくり

以上の症状が複数あるという場合は、甲状腺機能低下症の可能性が高いと考えられています。

臓器がある喉だけに症状が現れるのではなく、全身に反応が現れるのが特徴ですが、程度が軽い場合も多く専門医でなければ見分けられないこともあるため、上記の症状がある場合は、専門医に相談しましょう。

「橋本病」は甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症の原因として最も多いのが"橋本病"です。自己免疫疾患が原因とされています。

通常、体の免疫は、外から入ってくる異物や体の中の不要なものを体外へ排出する機能ですが、その機能がなんらかの原因によって、内臓を異物と認識してしまうエラーが発生します。このエラーが甲状腺でおこると橋本病となります。

50代以降の女性では、10%~20%は橋本病といわれるくらい非常に多い病気ですが、程度が軽い場合が多く治療が必要な場合はそのうち1割程度です。

検査するには、血液を採取し、血液中の甲状腺刺激ホルモン(TSH)を測定することが簡単で確実性が高い方法です。

直接、甲状腺ホルモン(FT3、FT4)を測定するよりも、軽微な異常を見落とすことが少なく、精度が高いといわれています。

甲状腺機能低下症の治療法

まず、治療の必要性があるかどうかを判断します。

出産後など一時的に機能が低下している場合や、甲状腺の炎症などでも甲状腺の機能は低下します。しかし、この場合は治療の必要がありません。6か月以上続いた場合、薬を飲む場合もありますが、正常に戻れば、薬を中止することができます。

甲状腺機能低下症に本格的に治療が必要な場合は、継続的に機能が低下した状態です。

成人の場合は、甲状腺ホルモン(T4)を飲んで治療します。もともと体にあるホルモンを飲むわけですから、適量を守れば副作用の心配はありません。多くの場合一生飲み続ける必要がありますが、飲み続けても問題はありません。

目が悪い人は眼鏡がないと不便ですが、眼鏡さえ掛けれいれば問題ないことと同じように薬を飲んでさえいれば、特に問題は生じません。

病気と上手に付き合えるように心の準備を整えましょう。

普段の生活から甲状腺機能低下症を予防する食べ物

・ヨードの過不足に注意しましょう

甲状腺ホルモンは、ヨードを主原料としており、体に必要な栄養素の一つです。甲状腺機能低下症の場合、ヨードを多く含む食品を食べることを推奨していますが、過剰に取り過ぎた場合でも、甲状腺障害が現れる可能性があります。

橋本病が悪化したり、甲状腺の機能が高くなりすぎることもあり、適切な摂取量を把握し、意識するようにしましょう。

【ヨードの1日必要量】 約0.1mg

海草類は、多くのヨードを含んでいます。昆布の佃煮は1gに約1.3mgものヨードが含まれており、必要量の10倍以上となります。

日常的に海草を食べる習慣がある日本人では、ヨード摂取を0.1mg以下になることは少なく不足することはないでしょう。

毎日摂取し続けることをさけるよう献立を工夫してみましょう。

・ゴイトロゲンの食べ過ぎはNG

アブラナ科の野菜は、ゴイトロゲン(抗甲状腺物質)が含まれています。ゴイトロゲンは、菜の花、京菜、青梗菜、ター菜、白菜、蕪、大根などに含まれており、甲状腺ホルモンの生成を妨害することもありえると考えられています。

甲状腺機能低下症は、あまり知られていない病気のため、症状である"無気力"、"記憶力低下"、"居眠り"などが周囲の理解を得られない場合も少なくないでしょう。

すぐにはできないかもしれませんが、病気とうまく付き合っていくために、過労を避け、精神と体の安静をはかり、環境を整えられるよう努力していきましょう。

知っていますか?
医師が自宅まで来てくれるサービスがあります[PR]

医師が自宅まで来て診察をしてくれる往診。なんだか古い時代や高齢者の話のようで、なかなか利用した事のある方も少ないのではないでしょうか。でも病院の診察が終わってしまった時、病院へ行く時間が作れなかった時、自宅まで先生が来てくれたら嬉しいですよね。実はそんなサービスがあるんです。

エストドックがオススメする、夜間特化の救急往診サービス「ファストドクター」を紹介します。

夜間診療に対応しています

サービスの受付時間は20:00~00:00と夜間帯に特化しています、病院探しに一番困る時間帯ですよね。夜になってお子様が熱を出した、家に帰った後に診察を受けたい、などなど、助かるシチュエーションが色々と思い浮かびます。

今はまだ都内限定のサービスです

残念ながらまだ都内限定のサービスです。対象エリアは世田谷区・品川区・渋谷区・新宿区・中央区・千代田区・文京区・港区・目黒区・杉並区・中野区・豊島区・練馬区・板橋区・北区・江東区・台東区・墨田区になります。
※ 板橋区・北区・江東区・墨田区は一部往診エリア外の地域がありますので、お電話にてご確認ください。

特別な費用はかかりません、健康保険が適用されます

もちろん通常の病院と同じように、健康保険を使う事ができます。治療費とは別に交通費として一律1,400円が掛かりますが、夜間に医師が自宅に来てくれる事を考えると高い値段ではありませんね。

まずはお電話を

もちろん症状によって、病院でないと対応の難しい場合などもあります。まずはお電話頂ければオペレータを介して、医師が往診の要否を判断します。今すぐ必要がない方も、電話番号を登録して頂くと、お役に立つ機会があるかもしれません。
※受付は22〜24時になっています。

広告

  • このエントリーをはてなブックマークに追加