耳鼻咽喉科

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辛い気管支炎を和らげる3つの対処法!咳が止まらない

熱がないのに咳だけ続く。そんな症状に苦しんだ経験はありませんか?咳が数週間に渡って続く症状がある場合には、"気管支炎"と呼ばれる病気にかかっている可能性が考えられます。ここでは気管支炎の原因とすぐにできる対処法についてご紹介します。 気管支炎の画像

気管支炎の5項目の症状とは?

気管支炎とは、気管支(のど)に炎症が生じて、ひどい咳や痰が続く状態を指す病気です。まずは気管支炎かどうかは下の項目が当てはまるかでチェックできます。

☑数週間にわたって咳だけの症状が続く

☑のどに痛みを感じる

☑咳をしたときに痰がでる

☑乾燥した場所や空気が汚れている場所で咳が激しくなる

☑運動した後に咳が激しくなる

気管支炎は初期症状として軽度の発熱が起こります。そこから、熱がひいた後も数週間~数カ月にわたって咳や痰が続きます。また、咳が続くことで、筋肉痛や肩こり、嘔吐、呼吸困難といった症状が現れる場合もありますし、夜寝る際に睡眠を阻害する場合もあります。 放置すると日常生活に支障が出るだけでなく、肺性心と呼ばれる肺の病気を引き起こすこともある怖い病気なのです。

気管支炎の2つの原因とは?

気管支炎の原因はたくさんありますが、大きく2つにわけて考えられます。

原因1:ウィルス・細菌

インフルエンザやアデノウィルス、肺炎球菌などのウィルス・および細菌が気管支炎の原因となります。気管支炎になる病原菌に感染すると、病原菌が体からいなくなるまで、咳や痰が続きます。また、咳によって周りの人に感染する場合があります。自分治すことももちろん重要ですが、症状が長く続くようなら、内科で抗生物質を処方してもらい、早めの治療を心がけましょう。

原因2:空気の汚染

大気中に一酸化炭素や窒素酸化物が多い状態だと、気管支が炎症を起きやすいといわれています。特に、喫煙をされている方がこれが原因で気管支炎になることが多いです。気管支炎が慢性化する方の多くは、喫煙もしくは身近に喫煙者がいるという方と言われています。 その他にも、内的な要因として、アレルギーや加齢による身体機能の低下も考えられます。咳が長引くということがあれば、まずは近くの内科の先生に相談して、正しい原因を探りましょう。慢性化しないうちに早めに診てもらうことで、治療も重くならずに済むようです。

気管支炎になった時に即効できる3つの対処法

気管支炎になっても、忙しくてすぐに病院を受診できないという方の為に、気管支炎の症状を和らげるための3つの対処法をご紹介します。

対処法1:市販薬の使用

薬局で市販されている薬で、気管支の炎症を抑える薬などがあります。また、漢方薬にも気管支炎に対する薬がありますので、副作用があまりない薬を使いたいという方は、漢方薬を試してみるのも手かもしれません。ただし、医療機関から直接処方される薬ではないので、人によって効果の違いが大きいかもしれません。

対処法2:気管支の粘膜を保護する

気管支の粘膜を保護するために、とろろ芋を食べたり、のど飴をなめる方法が効果的です。また、炎症を刺激しないように、辛い物などの刺激物は厳禁です。免疫力を高める栄養価の高い食べ物を食べることで、体の抵抗力を高めることも効果的です。

対処法3:空気の清浄と湿度を保つ

空気が悪かったり、空気が乾燥している場合には、炎症を刺激してしまいます。適度な換気をして、たばこを普段吸う方は吸わないようにしたり、人が密集している場所や排気ガスが多い場所ではマスクをするなどして、出来るだけ汚れた空気を吸わないようにしましょう。また、部屋に加湿器を置いたりして、室内の乾燥を防ぐことも大切です。

気管支炎に隠れる怖い病気

肺炎、結核、肺がん、アレルギーの初期症状として、咳が続く症状が現れます。"咳"は体の不調のサインです。咳が数週間にわたって続く場合には、そのまま放置せずに一度内科の先生に相談してみましょう。適切な検査を受けることで、何らかの隠れた病気が見つかる可能性もあります。 咳は周りの人にも見える症状です。周囲の人を心配させないためにも、自分の体調を気にかけて、適切な自己管理を行っていきましょう。
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鼻づまり?蓄膿症のセルフチェックと5つの原因

こんな症状は、蓄膿症を疑ってみてはいかがでしょうか。セルフチェックしてみましょう。 風邪かな?と思っていたのに、なかなか治らなくて、ずっと鼻がつまって口苦しい、ドロッとした黄色い鼻水が出て、鼻をかんでもすっきりしない。頭が痛くて集中できない、顔面が痛い、鼻を中心にこんな症状で悩んでいる人は、蓄膿症を疑ってみましょう。 蓄膿症のセルフチェック

蓄膿症とはどんな病気

蓄膿症とは、鼻の奥にある副鼻腔(ふくびくう)に膿がたまって起こる様々な症状を言い、大人も子供も発症して、急性と慢性があります。20~60代の約12%が経験ある病気で、発達途中の子供にも起こり、そのまま大人になっても進行することもあります。 鼻が出るくらい、そんな深刻な病気ではないだろう、と思うかもしれませんが、患者本人でなければこの苦しさは分からないとも言われています。鼻水や鼻声が気になって人と会いたくないとか、匂いが気になるとか、頭がボーっとして集中できないなど、社会生活に問題が起こることもある、患者にとっては深刻な病気です。

蓄膿症のセルフチェックしてみよう

それでは、どんな症状があるのでしょうか。 蓄膿症の症状をチェックしてみましょう。

☑鼻づまりで息苦しい、鼻をかんでもすっきりしない、息苦しくて夜中に目が覚める

☑ドロッとした黄色い鼻水が出る

☑鼻水が不快な匂いがする

☑頭痛がしたり、ボーっとして集中できない、疲れやすい

☑匂いが分からなくて食べ物の味に鈍感になる

☑歯や目や鼻の周りが痛い

...これらのチェックが1つでもあてはまるようなら蓄膿症かもしれません。もちろん一時的なものもありますが、長引いてしまうと、膿がどんどん蓄積されて鼻の回りの痛みが激しくなったり、頭痛がひどくなったり、目の疲れから肩こりまで出てきます。また歯が痛くなったり、膿がさらに炎症を起こして発熱したり、中耳炎を起こしてさらに難聴にまでなる可能性もあります。 こんなに深刻だったのか、と思いませんか? ただ鼻の病気だと思っていたのに目、口、耳、頭と、人間の重要な部分に深い関係を持っているのです。 ただの鼻炎かな、風邪が長引いてるな、なんて思っていたのに、だんだんこのような症状まで出てきた場合は、病院での診察をお勧めします。

蓄膿症の5つの原因

それではいったい、蓄膿症の原因は何でしょうか?

1.風邪

最も多い原因は風邪です。風邪のウィルスや細菌によって鼻の粘膜に炎症が起こります。

2.アレルギー

次に多い原因はアレルギー症状です。花粉やハウスダスト、ダニ、ペットの毛などによって炎症を起こすことがあります。

3.鼻の骨の曲がり

成長の過程で鼻の骨が曲がってしまった場合、蓄膿症になりやすくなるといわれています。

4.虫歯や歯周病

意外にも、虫歯や歯周病により細菌が歯茎を通じて副鼻腔に入ってきて炎症を起こすこともあります。

5.極端な偏食や大気汚染、ストレス

さらに極端な偏食や大気汚染、ストレスは免疫力の低下を招き、炎症を引き起こすと言われています。 これらの原因を見てみると、何らかの形で副鼻腔の中に細菌やアレルギー源が入って炎症を起こす、ということが原因と考えられます。もともと副鼻腔は頬、目、顔の周りにある骨の空洞部分で、普段は空っぽなのですが、そこに炎症が起こると膿が溜まって蓄膿症となります。 そして子供の場合、発見が遅れる恐れがあるので、夜寝るときに口を開けて寝ていたり、いつも鼻をグズグズさせて鼻をかんでもすっきりしない場合や鼻が痛いと言っている場合には、注意して観察する必要があるでしょう。

蓄膿症の治療法と予防法とは?

耳鼻科の受診

最初に膿を吸引、鼻に薬を吹き付けたりします。薬を霧状にして口と鼻から吸入して、副鼻腔まで届くようにするネブライザー治療や、抗生物質の入った飲み薬が処方されることもあります。 重症の場合は手術も可能ですが、医療技術の進歩により内視鏡を使った手術がほとんどで、それほど大掛かりな手術ではありません。

市販薬の処方

薬局でも薬やスプレータイプの液剤、漢方薬なども揃っています。病院になかなか行けないという方は、とにかく必要な処置をできるだけ早く行い、炎症が進まないようにして、生活に問題が起こらないようにしましょう。 蓄膿症を予防するためには、まず風邪を予防することが大切です。秋、冬はマスクをして風邪ウィルスや花粉の侵入を防ぎましょう。外から帰ってきてうがいをするように、鼻の内部を洗い流す「鼻うがい」も効果的です。本来鼻や鼻毛は異物を排出する機能がありますが、ストレスや栄養不足で免疫力が低下すると、それらの働きが行われず、細菌が鼻の中に残ってしまう可能性があります。ですから普段から健康管理に十分気をつける必要があります。 風邪が長引いて鼻水が溜まると、副鼻腔の中で炎症を起こす可能性があるので、体調を整えて早く風邪を治す努力をしましょう。そして普段から偏食をせずに必要な栄養素を十分に摂取して、十分な睡眠と運動で免疫力を高めて、ストレスは様々な方法で発散させて、毎日楽しく暮らすことが、病気の予防に一番大切です。
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喉頭がんの初期症状は?その原因と治療方法

喉頭がんも他のがんと同じように、早期発見早期治療が非常に重要です。 今回は、喉頭がんの初期症状と治療方法について、ご紹介します。   喉が痛い女性

喉頭がんについて

喉頭がんとは喉頭にできたがんを指しており、頭頸部がんの一つとして分類されます。喉頭がんの発生率は他のがん全体に対して0.6パーセントであり、人口が10万人いた場合3.4人程の割合になります。男性の方が女性よりも10倍も発生率が高く、発症が多い年齢として50歳~80歳代までに急激に増加する傾向にあります。また、煙草によってリスクが確実に高くなり、喉頭がんの、患者全体の90パーセント以上が喫煙者であること分かっています。飲酒もリスクを高める傾向にあり、喫煙と飲酒が相乗的に働いて、さらにリスクを上げることがあります。その他に、アスベストなどとも関係が深いと言われています。 喉頭がんも他のがんと同じように、早期発見早期治療が非常に重要です。喉頭がん全体の治癒率は、80パーセントと他のがんと比べると高く、耳鼻咽喉科が扱うがんの中でも一番治癒率が高いです。生存率は5年後で80パーセント、10年後でも75パーセントと非常に高い確率での生存が見込まれます。早期に発見することができれば「声」を失うことなく、完全な治癒の可能性も十分あります。検診では基本的に、喉頭がんの検診は行なうことはありませんので、進行した状態で発見される場合も、多く少しでも違和感があれば受診、検診をおすすめします。

喉頭がんの初期症状について

喉頭がんの初期症状は、がんの発生している場所にも違いはありますが、最も多いとされている声門がんでは、ほとんどの人に声がれの症状が出ています。 この声がれというのは発声時にザラザラした硬い音がでることです。これは声門がんは発声時に声帯の振動に影響が出るため、このような音が出ると言われています。 また、声門上がんでは、食事の際飲み込むと痛みを感じて、喉のいがいが感や違和感を感じます。がんの部位のよって症状は異なりますが、基本的に喉の痛みや違和感を感じることが多いようです。 その他の初期症状としては、たんに血が混ざっている、息がくさい、首のつけねのリンパが腫れているなどがあります。 そのような症状がいつまでも長く続く用であれば喉頭がんを疑ってもいいかもしれません。 また、初期の初期では痰が多くでることが多いというのがほとんどの患者で確認できています、いつもは痰が出ないのに、最近出ることが多くなった、などの症状には注意が必要です。

喉頭がんの原因

タバコと飲酒が大きな原因とされています。特に喫煙は非喫煙者と比べるとその発症率は30倍にも跳ね上がります。また、受動喫煙でもなりますので、本人が注意していても周りが吸っていると病気にかかる確率も増えます。また、熱い食べ物やアルコール度数が高い食べ物を好んで食す方は、喉頭がんの発生率が高くなります。 これは、刺激の強い食事や飲み物を取ることにより喉頭の粘膜が傷ついてしまうからです。これらの刺激の強い食事は慢性的に摂取する傾向にあり日常的に喉頭細胞を傷つけて、細胞の遺伝子のDNAが、がん化しやすいです。 主にタバコ、飲酒、食生活が原因となりますので、日常的に摂取している方は、頻度を少なくするなど、なんらかの対処方法をとることをお勧めします。また、これはまだ科学的に確証されていませんが、エプスタインウイルスというウイルスが深く関与している可能性が高いと、現在研究がすすめられています。 また、上喉頭がんはウイルス、中喉頭がんは煙草、下喉頭がんは酒など、疾患部位によっても原因は多少変わってくることにも注意が必要です。

喉頭がんの治療方法

治療方法としては、放射線治療と手術療法の2種類が主流となっています。手術療法で行なうこととして喉頭部分切除、喉頭全摘出術がありますし、レーザーでの治療を取りいれているところもあります。 昔は全摘出手術が主流でしたが、声が出ない、嚥下などの行為にも障害が出るなどのデメリットが多く、現在では進行したがんに対しても放射線治療や化学療法を併用して治療を行っていき、できるだけ喉頭を残すような流れになっています。 しかし、やむなく喉頭を摘出した場合でも、気管と食道を繋いで声を再建する手術も発達しており、喉頭を摘出しても声を失うことは避けることができます。 放射線治療とは、体外からがんの部分に向かって放射線を当てることで、手術をしなくても良いというメリットがあります。副作用は喉頭頭炎を発症する可能性があり、後遺症として喉の渇きを伴う違和感を訴える患者が多いということです。これは喫煙者に非常に多い後遺症と言われています。この場合乾燥を防ぐため蒸気吸引するといった対応をします。 2つの方法では圧倒的に放射線治療が多く、現在の技術では、よほどがんが進行していないと摘出手術は行われません。摘出手術は確実な方法ですが、デメリットが多くほとんどの患者や医者は放射線手術を希望するようでうす。現在の医療技術で、9割以上が治るといわれているがんなので適切な治療方法を行い、完治させましょう。
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