婦人科

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生理が長引く症状に!不正出血の症状のセルフチェック

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生理が長引くといった症状に悩んでいませんか?もしかしたらその病気は。「不正出血」かもしれません。今回は、「不正出血」と「生理」の違いについてみていきましょう。 fraud-bleeding.jpg

不正出血とは?

生理(月経)の時以外の出血や、生理が10日以上長引いている状態のことをさします。この出血は、性器や膣などから生じるもので肛門などからの出血のことではありません。出血の量は様々で、多い時もあれば少ない時もあります。 出血が起こる時期についても、様々で生理が長引く・生理前後・性行為後などです。出血の状態も、「赤い血が出る」のが大前提ではなく、褐色の場合もあれば、薄いピンクの場合もあります。おりものに血が少量まざって出るものなどもあります。 デリケートな身体である女性にとって、誰にでも起こりうるものです。不安になる必要はありません。 生理痛が酷い・不正出血によって貧血になってしまったということがありましたら、病院で検査をしてもらいましょう。

不正出血の種類

不正出血の種類は、「器質性」と「機能性」の2種類にわけられます。

機能性出血の場合

婦人科の病気には関係なく、ホルモンバランスの乱れによって起きます。 ストレス・不規則な生活によって起こります。 【排卵出血(=中間期出血)、着床出血なども含まれます。】

器質性出血

婦人科の病気(子宮筋腫、膣炎、子宮がん等)が原因で起こります。 子宮がんの初期症状の場合も考えられます。

なぜ不正出血が起こるの?

2種類にわけられることのできる「不正出血」は、ホルモンバランスの乱れから来るもの、婦人科の病気が原因で起こるものとがあります。 生理が長引く(過長月経)・生理周期が短い(頻発月経)などは機能性出血の典型的なパターンです。 一方、性行為をした時の出血などは、器質性出血の可能性があります。膣炎・子宮膣部びらんなどを発症していると性行為の際に出血が生じます。 他に、妊娠をしていると初期に出血(少量)が生じる場合もありますし、早産・流産なども考えられます。 また、甲状腺ホルモン異常の病気や更年期障害によっても引き起こされる時があります。

不正出血が起きたら

最低でも6ヶ月以内に検診を受けるようにしましょう。 機能性の不正出血なら生活習慣の改善などで改善されると思いますが、器質性の場合、子宮がんなどの恐れも出てきますので、気をつけなくてはなりません。自己判断は大変危険です。気になることがありましたら、すぐに婦人科を受診してください。 治療は、薬によっておこないます。 まず、問診・内診・触診(超音波検査:経腹法、経膣法など)によって、原因を明らかにしてからどう治療していくかを判断していきます。 超音波検査では、プローブをお腹にあてたり、直接膣に挿入したりして検査をします。問診票には、月経が最後に着た日・月経期間などの記入をします。 排卵誘発剤・低用量ピル・止血剤などを用いてホルモンバランスのコントロールをします。薬の服用だけではなく、直接、ホルモンを注射して体内に入れる場合もあります。 薬を用いての治療のため、副作用が生じてしまいます。 薬を忘れないでおくのと共に、何か気になることがあったらすぐに医師に相談するようにしましょう。 また、手術になる可能性もありますが、その場合はレーザーなどの電気メスを使用によって、あっという間に終わるときもあります。 また、年代によって治療方法は異なってきます。 思春期と更年期とでは、性器や子宮などの育ち具合も変わってきますので、生理的なバランスの見直しや経過観察などをする場合と、血液検査・更年期障害かという診断をする必要も出てきます。

不正出血は生理と違いを認識できる?

不正出血を生理と区別するために、基礎体温をつける習慣をおすすめします。 基礎体温をつけておくと、自分の出血が正しい時期なのかそれとも違うのか、ということが見えてきます。また婦人科へ行く時にも、基礎体温がわかっていると医師も原因究明など判断しやすくなります。 そして気になることがあったらすぐに病院へ行くようにしましょう。 大きい病気やガンだった場合、病気の進行具合で貴女の命に関わってきたり、将来、出産をすることができなくなったりしてしまいます。 貴女の身体は貴女自身でしか不調や内面の変化に気づくことはできません。自分の身体と向き合いながら、健康的な一生を送れるように当たり前のことを当たり前にするようにしていきましょう。
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生理痛がひどい時に疑われる病気まとめ|本当は怖い生理痛

「生理痛があまりに痛くて、仕事や学校を休みたい!」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか?あまりにつらい生理痛は、隠れた病気のサインかもしれません。ここでは生理痛がひどい時に疑われる病気についてまとめてご紹介します。 生理痛の画像

生理痛ってどうして起きるの?

まずは生理の仕組みについてみて行きましょう。子宮の内部には、赤ちゃんを育てる為のベッドがあり、それを「子宮内膜」と言います。妊娠しなかった場合に、子宮内膜が剥がれ、血液と一緒に体外に排出されます。基本的には、28日周期で繰り返されます。 この時に、生じる痛みが「生理痛」と言われています。生理痛の症状として、90%以上の方が腹痛や全身倦怠感を感じ、他にも腰痛やめまい、吐き気、下痢、胃痛、食欲不振、などが起こり、精神的にも、イライラや憂鬱を感じるようです。(文献:厚生労働省「生涯を通じた女性の健康施策に関する研究会報告書について」)この症状は、およそ初日~2日目に起こる方が多いようです。

生理痛が起こる4つの原因とは?

原因1:プロスタグランジンの過剰分泌

生理痛が酷い人は、プロスタグランジンという物質の分泌量が多い人・過剰に出やすい人は、酷くなりやすいです。この物質の役割は、子宮内膜が剥がれる時の経血をスムーズに体外に排出することです。この物質が、大量に出てくると子宮の収縮が過剰になり、陣痛のような痛みになってしまいます。また痛みを強める作用だけではなく、頭痛・肩こり・腰痛・吐き気も起こします。

原因2:子宮口が狭い

「子宮口が狭い」というのも、スムーズに経血が流れにくいために、痛みが生じます。特に、若い女性はこれが原因で生理痛がおこる方も多いようです。出産したり、30代以降になると痛みが弱くなったりするというのも子宮口が広がっているからです。

原因3:身体の冷え

身体がとても「冷えて」しまうと痛みが生じます。血液循環が悪くなり、プロスタグランジンも骨盤内に滞在してしまうので、痛みが強くなってしまいます。

原因4:慢性的なストレス

「ストレス」によって自律神経やホルモンバランスが乱れることで、血行が悪くなります。体温調節の機能などが低下し痛みを感じやすくさせるようです。 ただし、生理痛には危険な病気が隠れている恐れがあります。「痛みに耐えられるから大丈夫」「これくらいの痛みなら何もない」ということはなく、まずはセルフチェックをして、自分の状態を確認してみましょう。

私は大丈夫?ひどい生理痛のセルフチェック!

□経血の量が通常と異なる(多いor少ない) □生理不順 □生理期間がおかしい(長いor短い) □レバー状の塊が出る □出血が長引く □今まで以上の強い生理痛を感じる

どれか1~3つ以上でも当てはまったり、気になったりしたら病院に行かれることをおすすめいたします。放置すると、将来の自分そしてこどもにも関わってくる重篤な病気になりかねません。生理痛がひどい時に疑われる病気をあらかじめチェックしておくことが大切です。

生理痛がひどい時に疑われる病気とは?

病気1:子宮内膜症

先ほど、子宮内にできる「子宮内膜」についてご紹介しましたが、この「子宮内膜」に類似した組織が子宮以外に出来てしまうのが「子宮内膜症」です。生理のたびに、この組織が剥がれ出血し、何度も繰り返されることにより周りの組織とくっついてはがれにくくなるので、強い痛みを感じるようになります。

病気2:子宮筋腫

子宮内にできる良性腫瘍です。経血が増えたり、生理が長引いたりする上に、生理痛の原因にもなります。

病気3:子宮腺筋症

こちらは、先ほどの「子宮内膜症」と似ている名前の病気ですが、こちらは子宮の筋肉内に子宮内膜と類似した組織が出来てしまうものです。子宮筋腫と同様に経血が増え、生理が長引きます。 また、「機能性月経困難症」という場合もあります。病気がないのに、寝込んでしまうほど痛みが辛かったり、吐き気やむくみが起きたような状態になります。これは、自律神経の乱れから起こったり、ホルモンバランスの乱れによっても起こったりするようです。 いかがでしょうか?何か異変を感じたらすぐに病院(婦人科)に掛かるようにしましょう。産婦人科では、カウンセリングや部位写真の結果から、じっくりと生理痛の原因を探ってくれるようです。 産婦人科では、適切な薬や生活習慣におけるアドバイスを受けることができます。重篤な状態になる前に、早めに治療を行って快適な毎日をおくりましょう。
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